【内容紹介】
50歳は変化を受け入れられる最後のチャンス。
ここからさらに前に進む人生とするのか、ゆっくりと後退していく人生でよしとするのか。
一歩先行くライフスタイルを実践してきた著者が、50歳前後のすべてのビジネスパーソンに向けて、自らの実例も踏まえながら、変化の時代に対応し、「自分の」人生を充実させるための生き方・考え方を伝える。
【管理者感想】
50歳になっている人は勿論のこと、まだ50歳になっていない若手ビジネスパーソンも読んで損はないと思います。
著者は、50代が自分を変える最後のチャンスだと言っています。
そのためには、50代に入る前に体のためにならない事はやめるべきだとも言っています。
例えば、煙草、深酒、暴食、運動不足、睡眠不足、働きすぎ…など。
その上で、会社員なら仕事を辞めずに複業(副業の意味ではない)をしながら収入のストリームを作っていく事が重要であり、会社の名前や肩書に頼らず「自分はこんなビジネスパーソンです」、「私はこんな強みを持っています」というように、自分を表現できるような訓練やスキルを身につけておく事が重要だというところに共感しました。
もっとも、50代を過ぎてチャレンジすることは好きな事でなければ身に付かず、お金のためや名誉のためなどの外的要因のためにチャレンジすると失敗する可能性が高くなるため、常に「誰の役に立てるのか」の視点から客観的に捉える事が重要です。
本書は、50代で具体的にコレをやる‼︎というような本ではなく、大まかな方向性を指し示している本なので、気軽に読める一冊だと思います。
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