ちょっとサウナ行ってきます

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サウナに興味があっても、「サウナにどう入ったらいいか分からない」「サウナのルールが分からない」「サウナの良さが分からない」と悩んでいたりしませんか?

「ちょっとサウナ行ってきます」では、基本的なサウナの入り方からサウナで使われる専門用語、サウナを楽しむためのアイテムやサウナの歴史などをサウナ初心者の人にも分かりやすく解説しています。

また、サウナで得られる精神的効能(多幸感、スッキリ感、リセット感、うつ状態の改善)や身体的効能(睡眠の質の向上、疲労回復、代謝アップ、アンチエイジング)も医学的な見識から理解する事ができますので、辛い運動をしなくても誰でも簡単に健康増進に取り組むことができます。

本書はこんな人にお薦め

  • 趣味を探している人
  • 健康に興味のある人
  • サウナに興味がある人
  • サウナを始めようと思っている人
  • 不眠、冷え性、疲労、うつ症状のある人
  • アンチエイジングに興味のある人

はじめに

2021年Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)に選定されたサウナ愛好家の著者が贈る‼

本書は「サウナが大好きな人」や「これからサウナを始めてみようかな」という人に向けた、誰にでも優しいサウナを楽しむためのサウナの教科書です!

最初は「サウナってそもそも何なの?」という説明から、近年のサウナブームとなっている「ととのうためのサウナの入り方」や、ロウリュウなどの「サウナ専門用語」までをサウナ初心者の方にも分かりやすく解説します。

また、もっとサウナを知りたい人へ向けた「仕事に効くサウナの入り方」や、女性は生理でサウナに行きたくても行けない日があったり、妊娠したら赤ちゃんのことが心配でサウナに行けなくなったりなど、サウナの事で悩んでいる女性へ向けた「女性の体とサウナのこと」など、医学的な見識から男性にも知っておいてほしい女性とサウナの事なども解説しています。

最後は「人生の答えはサウナにある」というディープな話まで行きますので、サウナに一緒に入っている気分で、出たり入ったり、そして休憩しながらゆっくりお付き合いください。


ちょっとサウナ行ってきますの内容紹介

サウナに入る理由

サウナは良い生き方を知る場所であり、良い自分に戻れる場所でもあります。サウナに行く理由は人それぞれだと思いますが、多くの人は以下に記載した4つに当てはまるのではないでしょうか?

ポジティブな気持ちになれる

TVゲームのリセットボタンを押す事と同じように、今日一日をリセットし新しい自分に生まれ変わる。言い換えると「ポジティブな自分になれる」という事です。

誰にでも嫌なことやイライラすること、ネガティブになってしまうことはあると思います。そんな時、サウナに駆け込むと「まーいっか」「今あることで十分幸せじゃん」「嫌なことは言う必要ないな」と、気持ちはサウナに入る前の気持ちとは一転し、ポジティブな気持ちになれるのです。

嫌な人になる一歩手前でサウナに行くのがお薦めです。

自律神経をととのえる

自律神経にはアクティブな交感神経とリラックスの副交感神経があります。

サウナに入ると鼓動が早まり汗が出て、水風呂に入ると血管が急速に閉まります。これは交感神経が優位な状態です。その後に休憩することで、ぐっと副交感神経が優位な状態になります。この切り替えのスイッチが壊れていると「冷え性」「うつ症状」「慢性疲労」などの症状が現れたりします。

サウナに入ると強制的に交感神経と副交感神経の切り替えの練習になりますので、自律神経が整っていき症状が緩和される傾向にあります。

自分の体調の変化を感じ取れるようになる

サウナで汗をかいて熱いと感じる、水風呂に入って冷たいと感じる、休憩で気持ちがいいと感じる。すごく本能的で原始的ですが、この3つを習慣として行っていると自分の身体の事がよく分かるようになります。

汗が出るのが早かったり遅かったり、水風呂に長く入れなかったり、休憩で全身に血が巡っているのを感じたり、いつもより気持ち良くなかったり。サウナに入ると毎回違いを感じますし、身体の声を聴けるような気がします。

デジタルデトックスの時間を確保できる

スマホはとても便利ですが、意味もなくネットニュースやSNSを眺めてしまいがちです。忙しい時は、サウナでただ何もせずに座っている時間がもったいないと感じるかもしれませんが、サウナにいる間だけは強制的に「何もしない時間」を自分に作ってあげられるのです。

自分の身体と向き合ったり、自分の考えを巡らせたり、整頓したりする一人の時間をサウナで持てるというのはとっても貴重だと思います。

「ととのう」ためのサウナの入り方とは?

3 ROUTINES SAUNA PLAN(「ととのう」ためのサウナの入り方)

基本的にサウナの入り方にルールはなく、自由に入って頂いて構いません。しかしながら、サウナの効能を最大限発揮する入り方というのが「サウナ→水風呂→外気浴」なのです。

そして、最後の外気浴中に感じる「多幸感」「HIGH」「ディープリラックス」などの言葉で言い表されるものが「ととのう」という状態を指します。

それでは「サウナ」「水風呂」「外気浴」とは、それぞれどういったものなのかをご紹介します。

サウナ

詰まるところ熱い部屋のことです。日本語のサウナは、実はフィンランド語の「SAUNA」が由来となっており、日本では「蒸し風呂」のことを指します。

最近ではサウナと言っても、それぞれに個性と特徴があります。

電気式サウナ熱源が電気ヒーター
ガス式サウナ熱源がガス遠赤外線
薪サウナ煙突付きの暖炉と同じ仕組みで薪が燃料
スモークサウナ扉を閉めきって煙を長時間充満させて温めてから、煙をゆっくり逃がして予熱で入ります
ミストサウナミストが噴射されて低温で湿度いっぱいです
ボナサウナストーブやヒーターが壁や座面に格納してあります
水風呂

サウナのあとに水風呂に入ることで、体にこもった熱を解き放つのと同時に、血管が収縮して血流が増して体中に酸素が行き渡ります。冷たい水に入っているはずなのに体中がポカポカするのはそのためです。

サウナの本場フィンランドでは、サウナは湖のほとりに建っていること多く、サウナから出たらそのまま湖に飛び込めます。狭い日本ではそんな事を出来るサウナ施設は少ないため、多くのサウナ施設では水風呂の水にチラーという水を冷やす機械を入れて水温を調節しています。一般的には水温16℃前後が一番気持ちよく入れると言われています。

外気浴

水風呂を出たら休憩をします。露天スペースなどの外の風が感じられる場所で休憩することを外気浴と呼びます。もし、露天スペースなどの屋外休憩場がなくても、屋内での休憩でも問題ありません。

外気浴中(休憩中)は、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシン、快楽や多幸感が溢れるドーパミン、鎮痛効果のあるエンドルフィン、感情や精神を安定させるセロトニンなどが一気に流れ出すので、心は多幸感と愛に溢れ、体は快楽状態になります。この状態が「ととのう」という状態です。


サウナを楽しむ4つのWebサービス

サウナイキタイ

https://sauna-ikitai.com/

サウナイキタイとは、全国にある9,630件のサウナ施設(2022年3月)とサウナ好きとをつなぐ日本最大のサウナ検索サイト(無料)の事です。

サウナイキタイでは、各都道府県別にサウナ施設を検索出来るのはもちろん、各サウナ施設のサウナ温度や水風呂温度、サウナ施設の設備やアメニティ情報、空いている時間帯などの情報をリアルタイムで知ることが出来るWebサービスです。

サウナイキタイSTORE

https://sauna-ikitai.stores.jp/

サウナイキタイSTOREでは、サウナを楽しむための色々なGOODSを購入することが出来ます。

最近では、サウナ室で被るサウナハットや、屋外サウナで使用するサウナポンチョ、サンダル、サウナ着など、サウナを楽しむためのアイテムを揃えることが出来ます。

SAUNACHELIN(サウナシュラン)

https://www.saunachelin.com/

SAUNACHELIN(サウナシュラン)とは、様々な業界の「プロサウナー」が審査委員となり、全国5,000施設以上ともいわれるサウナ施設の中から、従来のイメージより新たなサウナの価値を導き出し、サウナ愛を通じてより多くのサウナーをととのえた革新的なサウナ施設を、「今行くべき全国のサウナ施設」として11施設をノミネートし、毎年11月11日「ととのえの日」に発表・表彰しています。

Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)

https://www.saunachelin.com/saunner-of-the-year/

Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)とは、サウナで汗をかくだけに留まらず、「プロサウナー」としてサウナのために汗をかき、サウナ啓蒙活動に貢献した11名(団体・企業)を毎年11月11日「ととのえの日」に発表・表彰しています。

「ちょっとサウナ行ってきます」の著者である岩田 リョウコ氏は、2021年のSaunner of the Year(サウナーオブザイヤー)で表彰されています。


岩田 リョウコ氏のYouTube対談動画(25分52秒)

サウナ大好き芸人であるマグ万平さんの北陸MROラジオ放送「マグ万平ののちほどサウナで!」でのインタビューで、「ちょっとサウナ行ってきます」の著者である岩田 リョウコさんが自身のサウナに関しての考え方や、サウナ初心者の方に向けたメッセージ、女性サウナーの方が悩んでいる疑問などにズバリ回答されています。

本書と一緒に、このYouTube動画もご覧頂ければ二度美味しく楽しめる内容になっていると思います。

管理者
管理者

Saunner of the Year2021にノミネートされた岩田 リョウコさんのサウナに対する熱い思いや、「ちょっとサウナ行ってきます」の執筆の裏側など、面白い内容になっています。


その他の参考書籍

慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任教授・日本サウナ学会代表理事の加藤 容崇氏による医学に裏打ちされたサウナの効用が書かれた「医者が教えるサウナの教科書」はサウナー必読の一冊です。

また、レバレッジコンサルティング㈱代表取締役の本田 直之氏とサウナー専門ブラント・TTNE株式会社代表の松尾 大氏が出版した「人生を変えるサウナ術」はビジネスマンに向けたサウナ本のバイブルとして必ず読んでおくべき一冊だと思います。

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